ほんとに知ってる?長期インターンと短期インターンの違いを解説!

実際はよくわからないインターン
大学生になり、一度は聞いたことがあるインターン。
先輩に「就活のためにやっておいたほうがいいよ!」と言われるけど、いまいちよくわからない…
そんな学生の皆さんの為に今回は”長期インターンと短期インターンの違い“を解説していきます。
長期インターン
まずは長期インターンから説明していきます。
長期インターンは大きく分けて
・大学の授業として行うインターン
・企業が独自に行うインターン
の2つに分けることが出来ます。
学校の授業の一環としてのインターンシップ
学校の履修科目としてインターンシップに参加するタイプと、課外授業としてインターンシップに参加するタイプがあります。
企業での実習と意味合いが強く、学校で推薦した企業のインターンシップに参加します。
どちらも純粋な職業体験という教育の一環としての要素が強い傾向にありますね。
事前にインターンシップに参加するにあたって座学の講習があり、インターンシップ終了後もレポート提出や成果発表会等が実施されるケースが多いようです。
企業が独自に実施する長期インターンシップ
上記のように学校を介さない、企業独自で行うインターンシップです。
一般的に言われる長期インターンはこちらのほうが多いですね。
企業側の意図は様々ですが、学生を事業の戦力として社員同様に近い業務を行うことができます。
この場合のインターンは有給になることが多く、普通のアルバイトと同じくらいの額が給与として支払われます。
企業はどんな意図で長期インターンを雇うの?
企業の意図は大きく4つに分けられます。
・事業の戦力として学生に期待している
・学生をモニターとして活用し、意見を聞きながら企画開発を行っていく
・CSR(社会貢献)の一環として
・優秀な学生を取り込む採用活動の一環として行う
LINE株式会社が初めてインターンを実施するとのことで話題を呼んでおり、さらにその報酬が40万円ということで大ニュースになっています。確かに新卒の初任給が20万円の中、一ヶ月で40万円は破格です。そして恐らく日本で実施しているインターンで最も高給なのがワークスアプリケーションズのインターンシップ。20日間で45万円だと1日あたり2万円以上というコスパ。
出典: http://enjoy-work.raindrop.jp/archives/1991
短期インターン
短期インターンは数日で終わる”職業体験“的なものから1週間~3週間ほどで事業プランを作ってみる実践的なインターンまであります。
どちらの場合も企業の目的は採用活動です。
対象は主に就職活動を始める3年生、実際に就職活動をしている4年生です。
こうした短期インターンでは実際に企業の業務を行うことは出来ません。
ですが、就活生同士でグループワークを行い企画立案を行ったり、実際に企業が悩んでいることを題材にしたケーススタディなどが行われます。
短期インターンを行うことで企業側は現場の社員と学生との間に交流の場を設けることができるので、説明会、面接だけでは得られない情報を提供することが出来ます。
深い自社理解をした優秀な学生を早めに採用したいという考えを持っているので、志望している企業がこうしたインターンを実施している場合は積極的に参加しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インターンをする時もむやみにインターンに応募するのではなく、自分がやりたいインターンは短期なのか長期なのかをしっかりと決めてから参加しましょう!